2月11日、カーブルの南方のロガールにて村の乳幼児や女性への無料健康診察を実施しました。
当初はドクターが各家庭を巡回することを想定していましたが、訪問数が限られてしまうため、1か所に拠点を設けてそこに村民に集まってもらう形に変更されました。
当日は多くの村人が子どもを連れて集まり、70人あまりを診察し、必要に応じて薬が処方されました。
子どもに多くみられた症状は、咳、呼吸器疾患、下痢、栄養不良とのこと。厳しい寒さと食料不足が原因とみられます。また、大人の女性に多くみられたのは、骨盤内炎症性疾患、貧血、高コレステロール、栄養不良。 いずれも継続的な治療が必要とのことで、次回には症状により適した薬を準備することになりました。
このあたりは病気や栄養不足で命を落とす乳幼児や妊産婦が多い地域とのこと。集まった人たちの表情から、安堵の気持ちが伝わってくるように感じられます。
これから3月末まで週1回、ナジブ医師による無料診療を実施する予定です。ナジブ医師は、カーブルのインディラガンディ子ども病院にて15年務めてきたベテランの小児科医です。今回、EJAADの活動に賛同して協力していただいています。
このヘルスサポート活動にかかる経費はすべてEJAADプロジェクトの人道支援にお寄せいただいた寄付金から支払わせていただいています。皆様の温かいご支援に改めて感謝いたします。
引き続きクラウドファンディングへの応援をよろしくお願いいたします。(2月28日まで)
https://congrant.com/project/ejaad/4185
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