2024年1月4日と15日、ロガール州へサラック村にて、子どもと女性のための無料健診を実施しました。
第1回目90人、第2回目110人、計200人の子どもと女性が受診しました。一人ひとりの症状に応じて治療薬やサプリメントを配布し、乳幼児にはBP-5という栄養強化ビスケットを配布しました。慢性的な貧困と食料不足のために、子どもの栄養不足は深刻な状況です。
このヘルスサポート活動は、日本はじめ海外からのご寄付をもとに、ベテラン小児科医ロシャン医師と医療チームの協力を得て実施しています。コーディネーターのEJAAD現地代表アブドゥルさんも全行程に同行し、写真を沢山送ってくれました。診察の記録もすべて届いています。
栄養強化ビスケットBP-5をもらった子どもたち。このビスケットは、関西学院千里国際キャンパスの高校生ユウカさんが募金活動をして集めた7万円で購入しました。日本の高校生の温かい心がアフガニスタンの子どもたちの笑顔につながっています💛
人道支援活動(食料配布、医療サポート)へのご寄付はこちらからお願いいたします。
アブドゥルさんから届いた巡回診療への道中の写真もご覧ください。カブールの南、ロガール州のヘサラック村です。数カ所の井戸は昨年EJAADが支援して建設したもので、干ばつによる水不足に苦しむ村民の暮らしを支えています。
EJAADでは、刺繍製作を通じた女性支援と並行して、深刻な食料不足や医療の不備を補うための人道支援にも取り組んでいます。この先も継続していく必要がありますので、引続きご支援をよろしくお願いいたします。
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